掛け軸のしまい方 動画

2010年12月25日土曜日

春の掛軸

春の掛軸でよく売れているのは・・・

「南天福寿の掛軸」と「梅に鶯の掛軸」です。

2010年12月9日木曜日

厄除け魔除けの掛軸

虎の掛軸は強力な魔除け掛軸です


は「1日にして千里を行き千里を返す」という例えから開運上昇の代名詞として使われています。


また、「八方睨み」という言葉があるように虎の鋭い眼光で八方から押し寄せる厄災から家を守ってくれる魔除けとされています。

風水でも、黄金に輝く身体は西の方角に掛けると金運力が急上昇致します。
このように虎は、家運隆盛・家内安全・金運上昇と家を守護するには申し分のない存在です。

2010年12月6日月曜日

掛軸選び方

掛軸選び方
掛軸には、四季掛軸・お祝い掛軸・厄除け魔除け掛軸・縁起掛軸・幸運掛軸・書仏画掛軸山水画掛軸など多くの掛軸があります。

季節にあったものを選びましょう
季節より少し早めのものを選ぶのをおすすめします。でも、四季のものを全部そろえるというわけではありません。例えば、春には絵を掛け、夏から冬にかけては書を掛けるというように・・・。
書や山水画は一年を通して掛けることができます。そして、お正月には少し華やかなものを掛けるといいと思います。

季節や行事などに少しの工夫で床の間がぐっと引き立つと思います。

2010年12月1日水曜日

お祝いの掛軸

松竹梅鶴亀掛軸

鶴は、昔から「鶴は千年、亀は万年」など亀と共に長寿の象徴とされている鳥です。
江戸時代には鶴の肉は高級食材として珍重されていたそうです。

松竹梅鶴亀



日本だけではなく欧米などでも「神秘の鳥」「幸運のシンボル」とされています。

古来より「鶴は千年」といわれ長寿を象徴する吉祥の鳥として、また夫婦仲が大変良く一生を連れ添うことから夫婦鶴といわれて仲良きことの象徴の鳥として、鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから天に届く・・・天上界に通ずる鳥といわれるなど、「めでたい鳥」として尊ばれてきました。

鶴は鳥類で唯一、ヒマラヤ山脈を飛び越せる力があることから霊鳥ともされています。

2010年11月29日月曜日

厄除け魔除け掛軸

瓢箪の掛軸

瓢箪
瓢箪(ひょうたん)は古来より縁起の良いものとされています。

瓢箪が、六つ揃えば無病(六瓢)息災といい、六瓢(むひょう)の掛け軸を飾ったら難病で苦しんでいた人が不思議にも健康になったといいます。
また、その絵に好き嫌いなく何でも食べつくしてしまうことから災難を食べつくすといわれている「雀」を加えることにより健康長寿・家内安全をより強固なものに導いている絵になります。


瓢箪から駒が出るということわざがあるように、瓢箪の掛け軸には、吉運を呼ぶ神秘の開運霊力があるともいえるでしょう。

2010年11月26日金曜日

掛軸の基礎知識

床の間
床の間がつくられるようになったのは鎌倉時代です。そこに仏画を掛け、花を供えて仏壇代わりにしたのが掛軸のはじまりです。
室町時代になって、床の間は、貴重品や愛玩物を飾る場所になりました。
中国との貿易が盛んだったので、鑑賞品として宗元画の掛軸が多く輸入されました。
また、茶華道の流行によって格好の鑑賞品として床の間を飾ることになりました。
人には手相、人相があるように、土地には地相、家には家相があってこれが運気と興廃となって、家業の栄枯、事業の失敗となって現れるものです。
「床の間」は、神の宿る場所として縁起の良い掛け軸を掛けることにより貴家の運気を上昇させ家運隆盛・健康長寿夫婦円満・家内安全金運上昇等をもたらす大切な空間ともされています。

松竹梅について
松・竹は冬の寒さに耐え緑を保ち、梅は厳寒ののち花を咲かせるので、古来より「歳寒の三友」と呼び、めでたいものとして画題にされます。

松について
百木の長で、万年の寿を保って四季常に緑なので、長寿を祝うとともに松の緑のように永遠に栄えるようにとの願いがあります。

竹について
まっすぐな成長を祈り、節度と潔白を象徴するものです。

梅について
忍耐と春に先駆けて一番早く実を結ぶことを祝うものです。
香は花の中の君子のようであるところから、古来より好んで描かれています。

2010年11月25日木曜日

幸運の掛軸

南天に福寿掛軸

南天(ナンテン)
南天は難転に通じるとして、縁起植物に扱われています。
火災、魔除(まよ)けとして玄関前に植えられてきました。
京都鞍馬寺(くらまでら)の祭事、竹伐会式(たけきりえしき)や火祭りには南天の小枝を身につけます。

南天に福寿草
                                             
南天は果実にはドメステチンメチルエステル、樹皮にはナンジニン、ドメステンベルベリンなどの成分を含んでいて、防虫、防腐の効果があります。
葉を食物の掻敷(かいしき)に使用して、古くは米櫃(こめびつ)や鎧櫃(よろいびつ)などに入れていました。

鬼門や水周りなどに植えられたり、お祝い事の重箱に南天の実や葉があしらわれていたり、南天材の箸が長寿箸と云われて有り難がられているのも災厄除けの一端だとおもわれます。
実は南天実(なんてんじつ)という生薬で咳止めの薬としても使われています。

災難を転じて福となす・・・・・南天です。