掛け軸のしまい方 動画

2011年2月5日土曜日

竹に雀の掛軸

竹に雀・・・取り合わせのよいもののたとえ

雀には、日本において、食用や駆除の対象になってきましたが、神聖視にもされてきた歴史があります。

秋には追い払われる一方で、「神の使い」とされてきた歴史もあり、京都伏見稲荷では門前の名物になっています。古くは蘇我馬子を雀に喩えたり、稀に見られる突然変異の羽毛の色素が無い「白スズメ」を古来より瑞鳥とし、聖武天皇や桓武天皇などが白スズメの献上を受けたという記録が残っています。
雀に対し竹が添えられ縁起物となっています
                                                    竹に雀
 

地にしっかりと根をはる竹と、子孫繁栄・難をついばむとして吉鳥とされる雀の縁起の良い組み合わせの図柄です。初めての掛軸として、また新築のお祝いの贈り物におすすめの掛軸です。季節を問わずお楽しみいただける掛軸です。

2011年1月26日水曜日

心穏やかにする掛け軸

水墨山水掛軸

山水とは、深い山や、流れる川など自然の景色のことで、それを墨で描いたのが水墨山水です。
水墨山水は禅の教えとともに日本に伝えられました。
そして水墨山水には、描き手が思い描く、ある「物語」が表現されています
水墨山水のモチーフには、ひとつひとつ意味があります。

山水は、世間のしがらみから遠く 離れた、心穏やかな世界を意味しています。谷間にひっそりと佇む「庵」は、描き手が思い描く「終の住みか」です。

「気に満ちた理想郷でひっそりと暮らし、時折訪れる遠方からの友人をもてなす。」水墨山水には、こんな「物語」が隠されているのです。

掛け軸のような縦長の山水画の場合、下から上に見ることがおすすめです。

水墨山水は、下から 「近景」「中景」「遠景」の三つに描き分けられています。そのため下から上に順に絵を見て行くと、近くから遠くへ、まるで絵の中を旅するような感覚を味わうことができるのです。

水墨山水は、時の流れを感じることができ、心穏やかにする掛け軸です