雀には、日本において、食用や駆除の対象になってきましたが、神聖視にもされてきた歴史があります。
秋には追い払われる一方で、「神の使い」とされてきた歴史もあり、京都伏見稲荷では門前の名物になっています。古くは蘇我馬子を雀に喩えたり、稀に見られる突然変異の羽毛の色素が無い「白スズメ」を古来より瑞鳥とし、聖武天皇や桓武天皇などが白スズメの献上を受けたという記録が残っています。
雀に対し竹が添えられ縁起物となっています。
地にしっかりと根をはる竹と、子孫繁栄・難をついばむとして吉鳥とされる雀の縁起の良い組み合わせの図柄です。初めての掛軸として、また新築のお祝いの贈り物におすすめの掛軸です。季節を問わずお楽しみいただける掛軸です。